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研究生: 吳星瑋
WU, SHIN-WEI
論文名稱: 「は」的根本問題—從三上章與西田哲學的對論談日本靈性—
Research on "は" : Discourse of Japanese Spirit between Mikami Akira and Nishida Philosophy
指導教授: 張崑將
Chang, Kun-Chiang
學位類別: 碩士
Master
系所名稱: 東亞學系
Department of East Asian Studies
論文出版年: 2016
畢業學年度: 104
語文別: 中文
論文頁數: 115
中文關鍵詞: 西田幾多郎三上章田邊元丸山真男述語邏輯場所日本靈性
DOI URL: https://doi.org/10.6345/NTNU202204601
論文種類: 學術論文
相關次數: 點閱:216下載:44
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  • 本論文的主要目的,在於揭露出何謂「日本靈性」,而這個問題直接關聯到日本人的思維方式背後是否具有一種別於他者的獨特「構造」。本文站在晚近語言學研究中認為語言習慣能夠影響思想差異的立場出發,企圖藉由對日本語構文中負責「係り結び」的係助詞「は」在日本語文法體系中位置及使用功能的解明,以探討日本人的世界觀是如何被語言所限定。再者,此研究將會進一步透過最能夠代表日本原生哲學思想的哲學者西田幾多郎的哲學體系所呈現出的邏輯構造,來回頭與日本語構文結構互相參照,試圖揭示語言與思想的同一性,我們認為這是一種「綑綁」而密不可分的「限定關係」。被譽為日本語學之父的三上章認為,係助詞「は」主要具有提示主題與取代其他格助詞角色的兩種功能,反對傳統在日本學校教學體系中所使用的「學校文法」中所定義「確立主語」的用法。三上提到,日本語並非如「西洋語言」的文法系統一樣必須要有「主-述」的對應關係,而是具有自身「述部一本建」的語言特色。這種對於述部的重視而取消了「は」確立主語的影響力,正能夠讓我們對西田幾多郎與田邊元對於「場所的自我展開」與「種的媒介」兩種不同立場的論爭有所省思。本研究即是希望以雙邊螺旋對比的方式,觀看所謂「日本精神」的兩個不同面向,談論當不同面向的思維落實在現實行動中時,會產生什麼樣的差距。我們認為這樣的差距在近代日本中獲得相當具體的體現,這種差距主要在於「國家」與「個人」的對立。也就是丸山真男所談論的「制度」與「精神」的拉扯;也因此我們必須談論丸山的日本論,而丸山真男的方法學也將在本文中扮演貫穿全文的角色。這兩者之間有無對立?若有,這樣的對立我們應該如何超克?我們認為解決的關鍵在於後期西田所提出「絕對矛盾的自我同一」的概念。這是一個「去除概念限制」的「概念」,是前期「純粹經驗」概念的核實。套用西田的話來說,「絕對矛盾的自我同一」雖然是「同一」,但卻並非「無差別的同一」,而是辯證的一。自我雖在,但卻必須死,經由死而轉換成一。而死卻不意味自我的消失,自我仍在,以死的方式在。「死到生」、「生到死」的構造形成了一種動性,歷史由此而得以成立。我們只有經由「絕對矛盾的自我同一」的概念才能夠超克所謂的「日本精神」,才能夠談「世界」。從這個意義上來談,西田哲學從來也不是日本哲學。

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    一、導論 三上對學校文法的批判 頁3 在「蟲的視點」與「神的視點」之間 頁8 在述語之中存在的靈性思維 頁11 從述語中瞥見真的世界構造 頁16 圍繞「は」與主述語的諸問題 頁21 西田「述語邏輯」與三上文法的接點 頁23 一些研究進路 頁31 二、丸山真男的亡靈 丸山真男意味著一套方法 頁34 平庸與承認不安的日本社會 頁37 であること・すること 頁42 丸山的方法學為我們帶來了什麼 頁46 三、西田幾多郎與田邊元的論爭 西田幾多郎與田邊元的論爭契機 頁52 在《善的研究》中萌芽的實存矛盾問題 頁54 ノエシス・ノエマ 頁58 種的邏輯 頁62 西田幾多郎・田邊元 頁67 四、三上章的構文論及其周邊 為什麼我們要談三上 頁74 我們該如何理解三上章——其之一 頁79 我們該如何理解三上章——其之二 頁83 西田幾多郎的述語邏輯 頁87 場所與言語學 頁90 「は」與述語的世界構造 頁93 五、餘論 關於餘論 頁100 哲學論文集第四 補遺 頁101 給「は」的根本問題一些補充 頁105 看不見的都市 頁107 六、參考書目

    (一)、語言學暨日本語學類

    趙元任(1980)《語言問題》北京:商務印書館
    徐通鏘(2014)《語言論——語義型語言的結構原理和研究方法》北京:商務印書館
    陶秀璈、姚小平編(2010)《語言研究中的哲學問題》北京:中央編譯出版社
    Halliday ,M.A.K.(2015)《論語法》北京:北京大學出版社
    George Lakoff, Mark Johnson(2006)《我們賴以生存的譬喻》台北:聯經出版
    Rudi Keller(2015)《語言變化:語言中的無形之手》台北:中研院語言所
    Daniel Everett(2011)《別睡,這裡有蛇!一個語言學家在亞馬遜叢林》新北:大家出版
    Guy Deutscher(2013)《小心,別踩到我北方的腳!》台北:貓頭鷹出版
    Steven Pinker(2009)『思考する言語——「ことばの意味」から人間性に迫る』(上、下)東京:日本放送出版協会
    ___________(2015)《語言本能——探索人類語言進化的奧秘》台北:商周出版
    N.J.Enfield(2015)『やりとりの言語学——関係性思考がつなぐ記号・認知・文化』東京:大修館書店
    池上嘉彦(1978)『意味の世界——現代言語学から視る』東京:日本放送出版協会
    ________(1981)『するとなるの言語学—言語と文化のタイポロジーへの試論—』東京:大修館書店
    三上章(1963)『日本語の論理』東京:くろしお出版
    ______(1969)『象は鼻が長い』東京:くろしお出版
    ______(1970)『文法小論集』東京:くろしお出版
    ______(1972)『現代語法序説』東京:くろしお出版
    ______(1972)『続 現代語法序説』東京:くろしお出版
    ______(1972)『現代語法新説』東京:くろしお出版
    ______(1975)『三上章論文集』東京:くろしお出版
    庵功雄(2003)『象は鼻が長い入門』東京:くろしお出版
    益岡隆志(2003)『三上文法から寺村文法へ』東京:くろしお出版
    寺村秀夫(1982)『日本語のシンタクスと意味』(I)東京:くろしお出版
    金田一京助(1976)『日本語の変遷』東京:講談社
    金田一春彦(1988)『日本語』(上、下)東京:岩波書店
    鈴木孝夫(1973)『ことばと文化』東京:岩波書店
    イ.ヨンスク(2012)『「国語」という思想——近代日本の言語認識』東京:岩波書店
    安田敏朗(2012)『日本語学のまなざし』東京:三元社
    藤井貞和(2015)『文法的詩学』東京:笠間書院
    金谷武洋(2002)『日本語に主語はいらない——百年の誤謬を正す』東京:講談社
    ________(2006)『主語を抹殺した男——評伝三上章』東京:講談社
    町田健(2008)『日本語の正体』東京:研究社
    山口明穂(2004)『日本語の論理——言葉に現れる思想』東京:大修館書店
    岡智之(2013)『場所の言語学』東京:ひつじ書房
    浅利誠(2008)『日本語と日本思想』東京:藤原書店
    三浦つとむ(1975)『日本語の文法』東京:勁草書房
    丸山圭三郎(2014)『丸山圭三郎著作集 第三巻 言語の深層/深層の言語』東京:岩波書店
    滝浦真人(2009)『山田孝雄——共同体の国学の夢』東京:講談社
    ________(2005)『日本の敬語論——ポライトネス理論からの再検討』東京:大修館書店
    岡本真一郎(2013)『言語の社会心理学——伝えたいことは伝わるのか』東京:中公出版
    山梨正明(1995)『認知文法論』東京:ひつじ書房
    西山佑司(2003)『日本語名詞句の意味論と語用論—指示的名詞句と非指示的名詞句—』東京:ひつじ書房
    大野晋(1978)『日本語の文法を考える』東京:岩波書店
    竹林一志(2004)『現代日本語における主部の本質と諸相』東京:くろしお出版
    泉子・K・メイナード(2000)『情意の言語学—「場交渉論」と日本語表現のパドス—』東京:くろしお出版
    (二)、哲學與思想類
    Levi-Strauss(1989)《野性的思維》台北:聯經出版
    Isaiah Berlin(2003)《自由論》南京:譯林出版
    Olav Asheim(2014)《指稱與意向性》南京:南京大學出版社
    Hannah Arendt(1994)『人間の条件』東京:筑摩書房
    Saul A. Kripke(1985)『名指しと必然性—様相の形而上学と心身問題—』東京:産業図書
    Judith Butler(2008)『自分自身を説明すること——倫理的暴力の批判』東京:月曜社
    西田幾多郎(2005)『哲学の根本問題 続編 弁証法の世界』東京:岩波書店
    __________(2012)『意識と意志 西田幾多郎論文選』東京:書肆心水
    田辺元(1972)『実存と愛の実践』東京:筑摩書房
    斎藤慶典(2011)『「実在の形而上学」』東京:岩波書店
    藤田正勝編(2011)『善の研究の百年 世界へ/世界から』京都:京都大学学術出版会
    藤田正勝編(1998)『西田哲学選集 別巻二』京都:燈影舎
    藤田正勝(2011)『西田幾多郎の思索世界—純粋経験から世界認識へ—』東京:岩波書店
    滝沢克己(2004)『西田哲学の根本問題』東京:こぶし書房
    嘉戸一将(2007)『西田幾多郎と国家への問い』東京:以文社
    和辻哲郎(2007)『人間の学としての倫理学』東京:岩波書店
    久松真一(1987)『東洋的無』東京:講談社
    津田雅夫(2011)『「もの」の思想—その思想史的考察—』京都:文理閣
    子安宣邦(2010)『和辻倫理学を読む——もう一つの「近代の超克」』東京:青土社
    林信弘(2014)『信じ愛すること』京都:晃洋書房
    上田閑照(2003)『上田閑照集 第三巻 場所』東京:岩波書店
    ________(2002)『上田閑照集 第十一巻 宗教とは何か』東京:岩波書店
    西谷啓治(1987)『西谷啓治著作集 第9巻』東京:創文社
    伊藤益(2005)『愛と死の哲学—田辺元—』東京:北樹出版
    武內義範(1999)『武內義範著作集 第五卷』京都:法藏館
    大森荘蔵(2015)『物と心』東京:筑摩書房
    井筒俊彦(1985)『意味の深みへ』東京:岩波書店
    中村雄二郎(1987)『西田哲学の脱構築』東京:岩波書店
    花岡永子(2002)『絶対無の哲学』京都:世界思想社
    黒崎宏(2009)『<自己>の哲学』東京:春秋社
    荒谷大輔(2008)『西田幾多郎——歴史の論理学』東京:講談社
    務台理作(1996)『場所の論理』東京:こぶし書房
    仲正昌樹(2012)『《日本の思想》講義——ネット時代に、丸山真男を熟読する』東京:作品社
    中沢新一(2011)『フィロソフィア.ヤポニカ』東京:講談社
    小林敏明(2013)『西田哲学を開く——<永遠の今>をめぐって』東京:岩波書店
    嶺秀樹(2012)『西田哲学と田辺哲学の対決——場所の論理と弁証法』京都:ミネルヴァ書房
    中村雄二郎(1983)『西田幾多郎』東京:岩波書店
    九鬼周造(2003)『いきの構造』東京:講談社
    山本哲士(2014)『<もの>の日本心性』東京:文化科学高等研究院出版局
    戸坂潤(1977)『日本イデオロギー論』東京:岩波書店
    日本哲学史フォーラム編(2009)『日本の哲学第10号 特集 昭和の哲学』
    山内得立(1974)『ロゴスとレンマ』東京:岩波書店

    (三)、宗教與佛學類

    J. Krishnamurti(2012)《克里希那穆提:最初與最後的自由》新北:立緒
    佐々木現順(1958)『阿毘達磨思想研究』東京:清水弘文堂
    末木文美士(2013)『浄土思想論』東京:春秋社
    __________(2004)『近代日本と仏教』東京:トランスビュー
    三枝充悳編(1982)『講座仏教思想 第5巻「宗教論・真理/価値論』東京:理想社
    子安宣邦(2014)『歎異抄の近代』東京:白澤社
    長谷正當(2010)『浄土とは何か—親鸞の思索と土における超越—』京都:法蔵館
    ________(2015)『本願とは何か—親鸞の捉えた仏教—』京都:法蔵館
    竹村牧男(2012)『宗教の核心——西田幾多郎と鈴木大拙に学ぶ』東京:春秋社
    立川武蔵(2003)『空の思想史——原始仏教から日本近代へ』東京:講談社
    鈴木大拙等(2011)『親鸞の世界』京都:東本願寺出版部
    鈴木大拙(1997)『東洋的な見方』東京:岩波書店
    ________(2008)『無心ということ』東京:角川学芸出版
    ________(2011)『日本の霊性』東京:角川学芸出版
    日本仏教学会編(1963)『仏教における信の問題』京都:平楽寺書店
    上田閑照、堀尾孟編(1997)『禅と現代世界』京都:禅文化研究所
    中村元(2002)『龍樹』東京:岩波書店
    瀧澤克己(1972)『瀧澤克己著作集 第一巻』京都:法蔵館

    (四)、其他
    王德威(2011)《歷史與怪獸——歷史、暴力、敘事》台北:麥田出版
    段義孚(2014)《逃避主義:從恐懼到創造》新北:立緒
    Ezra F. Vogel(2015)《日本新中產階級》新北:立緒
    Edward W. Said(1999)《世界・文本・批評者》新北:立緒
    磯崎新(2013)『記号の海に浮かぶ<しま>——見えない都市』東京:岩波書店
    上野成利(2006)『暴力』東京:岩波書店
    姜尚中(2001)『ナショナリズム』東京:岩波書店
    斎藤純一(2000)『公共性』東京:岩波書店
    木村敏(2015)『からだ.こころ.生命』東京:講談社
    藤井聡(2015)『<凡庸>という悪魔——21世紀の全体主義』東京:晶文社
    山竹伸二(2011)『「認められたい」の正体——承認不安の時代』東京:講談社
    三島由紀夫(1961)『金閣寺』東京:新潮社
    大澤真幸(2015)『自由という牢獄——責任・公共性・資本主義』東京:岩波書店
    德田佳世、逸見陽子編(2005)『地中美術館』香川:地中美術館

    田辺聖子(1995)『ひねくれ一茶』東京:講談社

    #西田幾多郎著作引用岩波文庫版選集、全集、另西田幾多郎哲學選集・燈影舍出版。
    #田邊元著作引用岩波文庫版選集、及筑摩書房全集。
    #未引關於西田、田邊哲學研究書目,參『西田幾多郎研究資料集成』クレス出版(2012)
    及藤田正勝編(1998)『西田哲学選集 別巻二』京都:燈影舎,京都大學日本哲學研究室網頁亦有豐富資料與介紹。

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